【2010年8月26日放送分】
さて、今回はアメリカのポリス(警察官)とドーナツのお話をぶっちゃけの番組でしてみました。
アメリカの映画やドラマなどで、ポリスがドーナツをパクついている、刑事がコーヒーを片手に……。
なんていうシーンがよく見られますね。それでほとんどのアメリカ人は「ポリスはドーナツ好きだ」というイメージを持っているんです。
日本で言うなら張り込みであんぱんと牛乳を食している刑事というイメージでしょうか…(^u^)
なぜそんなイメージがついてしまったのでしょうか?ちょっと調べてみました。( ..)φ
そもそも大手のドーナツチェーンショップ(ダンキンドーナツ)がボストンやニューヨークなどイーストコーストに特に多くあるのですが、治安の悪いところでも24時間営業をやっているんです。
そこでお店側は考えました。
ポリス(制服を着ている)にかぎり、ドーナツやコーヒーを無料で提供してはどうだろうか?
夜勤のポリスは小腹がすいたときとか眠気覚ましにコーヒーを…と手軽に食べれるものに足が向きますよね。それも無料とならば、ますます行く率があがります。このドーナツ屋の意向通り、ポリスがたえず店内に居るとなると泥棒や強盗される率がさがる、治安が保たれるというわけで他のお客さんも来やすくなる。相乗効果を狙った作戦ですね!
そう、これはドーナツ屋さんの戦略だったわけですョ。
もちろんこの戦略はみごとにあたり、結果、アメリカのポリスはドーナツ好きというイメージが持たれたんですね。
ところでポリスとドーナツつながりで、こんなニュースがありました。
去年2009年7月にミシガン州のクレアという小さな町にコップス&ドーナツという店がOPENしました。もともとは1896年にオープンした古いパン屋さん。113年続くベーカリーショップが経営不振でつぶれかかっていたところを9人の現役ポリスが買い取ってドーナツ屋さんにしたんです。そのときはすごい評判で、とうとうポリスがドーナツ好きが高じてドーナツ屋さんのオーナーになったんじゃないかと噂になったほど。当然、全米でニュースのネタとなりました。
その後、地元での評判もよく、ポリスが非番のときは店でドーナツを売っているみたいです。
あれから1年たってこのドーナツ屋さんがまたまたニュースになりました。
このドーナツショップに犯罪歴のある男を更生させようと雇ったのはいいのですが、結果、店の売り上げを盗み続け、合計800ドル以上盗まれていたことが発覚!逮捕されたという事件です。
この犯人もポリス達がせっかくくれたチャンスを見事にあだで返したんですね。
このニュースを知って、ポリスのがっかりした姿が目に浮かぶようでした。
おまけ↓ こんなCMも作られちゃうんですね。(^_^;)